日本酒マガジン

横山 拓也

横山 拓也

「日本酒の謎を解き明かしたい・・・」岐阜県にて焼き物の仕事をしています。飲んだ日本酒や行った居酒屋、酒にまつわるあれこれを紹介していきたいと思います。

2017年8月
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第14話 ポール・スコールズでいいんです  「住吉(山形)特別純米酒」


 

登場人物

先輩 サッカーと日本酒が好き(以下、S)
後輩 サッカーと日本酒が好き(以下、K)

 

東武練馬にある、とある6畳1間のアパートで呑んでいた

 

S「初めてやこれ・・・」
K「うまいですね・・・」

 


今日の酒は住吉特別純米酒です。前回紹介した樽平と同じ山形県にある樽平酒造が醸す酒です。

 

S「あれ、気づいたらこれ瓶の残りあと2センチくらいしかないじゃないか」
K「いや全く気づきませんでした・・・」
S「こんな呑んだっけなあ・・・」
K「酒量を忘れさせる酒ですね」
S「これはいくらでも呑んでしまう。初めてやこんなタイプの選手は。水のように呑める水のような酒とはまた違う。軽快で骨太、そしてほのかな樽の香りがハスキーだ。そんなしっかりとした味わいなのに水のように呑めてしまう酒だ」
K「ええ。深い味わいなのに圧倒的な運動量です。何杯注いだかわかりませんよ」

 

2人はワカメや油揚げを生姜醤油で食べながら住吉を呑んでいた。

 

 

トルコのチャイグラスと住吉

 

トルコのチャイグラスに注がれた琥珀色の住吉が美しい。

 

S「こんなサッカー選手がおるな」
K「いますね。ここまで出掛かってますが・・・」
S「スコールズや!」
K「そう!」
S「正確なパスと的確なポジショニング、そしてそれや、圧倒的な運動量でオレたちの飲み会は『彼』に完全に支配された」
K「しかもミドルシュートまで決められました・・・」
S「瓶にわずかに残る酒、オレたちの今晩もアディショナルタイムに・・・」
K「表示1分です」
S「短いな!」
K「ぜ、全部飲んじゃっていいんですか?」
S「いいんですよ。お前が選んだ酒だから」
K「次回は鳥の唐揚げで呑みたいですね」
S「ああ、きっと合うぞ」

 

 

2人はあっという間に住吉の900ml瓶を空けた。その時間45分もあっただろうか。が、その全て一瞬一瞬を完全に味わっていた。無駄なパスなど一つもなかった。この後、パソコンでポール・スコールズ(イングランド)のプレー集動画なども観たらしい。

 

呑み過ぎかと思うほどに
ゴクゴク呑んでもいいんです
住吉特別純米酒ウマかったです

 

RADWIMPSで「いいんですか?」
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by yoko_deco