日本酒マガジン

横山 拓也

横山 拓也

「日本酒の謎を解き明かしたい・・・」岐阜県にて焼き物の仕事をしています。飲んだ日本酒や行った居酒屋、酒にまつわるあれこれを紹介していきたいと思います。

2018年10月
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第8話 プリーズリピートアフターミー(中編) 「大甚本店(愛知県名古屋市)」


愛知県名古屋市は伏見にある居酒屋「大甚本店」に行って参りました(前編からの続きです)

 

登場人物

上司 サッカーと日本酒と歴史が好き(以下、J)
部下 サッカーと日本酒が好き(以下、B)

 

B「さあ、じゃんじゃん行きましょう!」
J「その前に、つまみを取りに行くぞ」
B「え、どういうことスか?」

 


B「な ん で す か こ の 小 皿 は」
J「さっき看板にあっただろ。それがこれだ。ここからセルフで好きなものを取っていくんだ」
B「これは自由度が高いスね・・・個人の戦術眼が求められています・・・」
J「さあとりあえず、好きなの、取れ。さあ何からいくかな〜(ワイシャツの腕まくり)」
B「ではまずスタメンをば」

 

 

さば酢

 

えび

 

酢たこ

B「こ、興奮のあまり海洋生物ばかりに・・・」
J「中々いいじゃないか。お、中盤は揃えたが肝心のフォワードを忘れていたぞ」
B「酒ですね!」
J「よし、まずは賀茂鶴の樽酒、冷やからいこうや」
B「はい。酒は注文するんですよね。すいませーん。あ、」
J「どうした」
B「まさかあの樽ですか・・・?」

 

 


J「そうだ。これがこの店のストロングポイント、賀茂鶴の樽だ」
B「素晴らしい樽ですね・・・そしてここからあの徳利に次々と・・・」
J「そうだ。ちなみに古代ギリシャの哲学者ディオゲネスは樽の中に住んでいたそうだ。ディオゲネスこん中入っとけや!」
B「テンション上がってきましたね・・・」

 

 


B「きましたね・・・」
J「よし乾杯するぞ。サッカーと日本酒に、乾杯!」
B「乾杯〜」
J「よっしゃ・・・」
B「おおこれはウマいですね・・・重厚な味わいの中にほのかな爽やかさも感じさせるスモーキーな香りが・・・」
J「だな・・・サッカー選手にたとえると、ゲルト・ミュラー(74年W杯得点王)のような味わい・・・」
B「あ、サッカーネタ世代間格差出ましたね。僕はこれバティストゥータです・・・バティや・・・」
J「馬超?」
B「その三国志ネタつまんないっス」

(続く)